1947-11-12 第1回国会 参議院 予算委員会 第18号 「止むをえない歳出の増加は、極力現行税制の適正な運用によつて補う、」今あるところの石橋財政によつて作つた税制の範圍内において追加豫算を認めて行こう。併し事情によつては増税をも考慮する。併し輕く扱つてある。ところが、今度の増税なるものはどうかと申しますと、六百二十億ばかりの本豫算の増税に對して、驚くなかれそれとほぼ類似の五百七十億以上の増税が伴われて來ておる。 石坂豊一